ルテイン含有マリーゴールド

2009/09/07 原材料のご案内 by staff

原料名:ルテイン
英名:Lutein
学名:Lutein

マリーゴールドの花弁から抽出し、精製・結晶化した天然由来の素材です。
アメリカのケミン・ヘルス社の特許製法により、マリーゴールドの花弁から抽出し、精製・結晶化したFloraGLO®ルテインは、ヒトの体内に存在するものと同一のフリー体ルテインです。
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■ルテインとは

ルテインは、抗酸化物質であるカロテノイドの一種で、ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれています。
人間の眼の黄班部と水晶体に存在する主要なカロテノイドはルテインとその関連物質であるゼアキサンチンであることが分かり、ルテインは目の働きに重要な役割を果たす栄養素として注目されています。

■ルテインの機能性

図:特に青い光を吸収する

ルテインには光そのものを遮る役割があり、光の一部が細胞に達してしまい、細胞が光による酸化ダメージを受ける危険性が生じた場合でも、抗酸化作用によってこれを防止することが出来ます。
また、細胞に与えるダメージが強力な人工の光(青い光:蛍光灯、テレビ、パソコン、ゲームなどに含まれている)を吸収するという性質を持っています。

 

外界からの光を受けとめるレンズの働きをしている水晶体、その真後ろ、網膜の中心部に位置する黄斑部は、視覚機能にとってきわめて重要な役割を果たしています。
これら部分にはカロテノイドのうち、ルテインとゼアキサンチンしか存在していません。
ルテイン・ゼアキサンチンが、光による酸化ダメージから水晶体と黄斑部を守っています。

そのため水晶体と黄斑部においてルテインが不足してしまうと、水晶体においては白内障、黄斑部においては加齢黄斑変性症(AMD)といった眼疾患リスクにつながることが実証されています。
白内障や加齢黄斑変性症(AMD)は、加齢にともなって現れる疾患とみなされてきましたが、最近 では若い世代の間でも起こりうる疾患となってきています。
現代人の生活環境、すなわち、栄養の偏った食生活、光の曝露量の拡大、ストレスなどによって、年齢を問わずに眼疾患リスクが高まってきていると言えるのです。

■ルテインの品質規格

・一般名称 ルテイン含有マリーゴールド抽出物
・主要成分 フリー体ルテイン


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