ヒアルロン酸~体の中のヒアルロン酸~

2011/05/16 最新情報 by staff

ヒアルロン酸を含む部位

人間の細胞は、細胞と細胞の間を埋めているムコ多糖類と呼ばれる物質によって守られています。ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、粘り気があり、保水量はヒアルロン酸1gで6ℓの水分を保水することができます。コンドロイチンと同じ働きを持ち、極めて親密な相互関係を持ちます。動物性食品に豊富に含まれますが、肉ではなく皮や骨、関節などに多く含まれます。
ヒアルロン酸の保有量は胎児の時が最も多く、誕生とともに減り続け、成人以降4分の1にまで減少すると言われています。

 

体の中のヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、細胞組織の構築、細胞外液の水分調節、潤滑剤、創傷治療などの働きをするとされ、へその緒・関節液・目の硝子体・皮膚などに多く存在します。


目の硝子体は眼球の水晶体の後方にあり、内側を埋める透明なゼリー状の組織でヒアルロン酸を多く含み、眼球を丸く保つ役割を担っています。
また、体の中でも最も水分を必要とする眼球は、ヒアルロン酸を主とするムコ多糖が水和した溶液に浮かんでいるので、ヒアルロン酸を摂取することで目の透明度が保持されます。

関節
関節内には関節液があり、ヒアルロン酸が多く含まれています。関節内でヒアルロン酸は、関節の働きを良くする役割を担っています。リウマチや関節炎の時にヒアルロン酸を注射すると関節がなめらかな動きを取り戻すようになります。

皮膚
皮膚は、外側から順に表皮・真皮・皮下組織の3つの層に大きく分けられます。表皮の下の真皮は、表皮の約10倍の厚みがあり、ヒアルロン酸が多く含まれ肌の乾燥を防ぐ役割を果たしています。

その他
糖尿病は血液が固まりやすくなったり、動脈硬化になりやすくなり、その結果脳梗塞や心筋梗塞の原因となる病気ですが、ヒアルロン酸が血液の保水力を調節するので予防が望めます。またヒアルロン酸は、体内の細胞を活性化し、必要な栄養素を必要な場所に運ぶ働きをします。多くのミネラル類、アミノ酸、ビタミン類も運ぶので、かっせ酸素の除去や細胞の劣化防止にも役立つとされています。


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